2013年3月5日火曜日

拡縮ビット付きフォント

カルチの川村公孝です。

本日は汎用機用フォントについてご紹介致します。

汎用機・メインフレーム・エンタープライズサーバーと呼ばれるシステムで使用されるフォントはアウトラインフォントとビットマップフォントの2種類がございます。

アウトラインフォントについてはIBMのAFPフォントオブジェクトなど特別なフォーマットが存在しますが、Windows等で使用されているTrueTypeやOpenTypeも使用可能なシステムも存在しております。

しかしビットマップフォントにつきましては、独自のフォーマットで運用されております。

今日ご紹介するのは富士通のJEFや日立のKEISなどで使用されている拡縮ビット付き拡縮フォントについてです。

拡縮フォントとは基本のデザインを32x32で用意し、上と左に拡大するビット情報を下と右に縮小するビット情報を追加することにより拡大したい場合は上左のビットを繰り返すことにより40x40の表示に、縮小したい場合は下右のビットを間引くことにより24x24の表示が可能なフォントのことです。

つまり、32x32の1サイズでで40x40と24x24の合計3サイズが表現出来る、というのが特徴となっております。

弊社では拡縮ビット付きフォントを作成する為の専用のエディターをご用意しておりますので、追加外字制作のご要望に短納期でご対応することが可能です。


カルチの拡縮フォント制作エディター



拡縮フォントの外字制作をお考えのお客様は是非一度ご相談下さい。

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